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脂肪溶解注射とは
皮下脂肪に脂肪細胞を溶解・破壊する薬剤を注射することで部分痩せ効果が期待できる施術です。
脂肪細胞は、溶解・破壊されると代謝によって尿や便、汗など一緒に体外へ排出されます。
メスを使用せず薬剤を注射する施術のため、比較的ダウンタイムが短い点がメリットです。
また、一度溶解された脂肪細胞は再生しにくいため、リバウンドしにくい効果が期待できます。
当院では、デオキシコール酸を主成分とする「Kabelline(カベリン)」と「FatX Core(ファットエックスコア)」の2種類をご用意しています。
●Kabelline(カベリン)
脂肪溶解作用のあるデオキシコール酸0.5%を主成分とし、さらに脂肪燃焼を促すL-カルニチン、利尿・むくみ改善作用のあるアーティチョークエキスが配合されています。
これにより、脂肪溶解効果を高めつつ、炎症や腫れを抑える効果も期待できます。
米国FDAで承認された、脂肪溶解作用のあるデオキシコール酸の配合濃度は、一般的な脂肪溶解注射よりも高濃度でありながら、腫れや痛みが比較的少ないとされています。
●Fat X Core(ファットエックスコア)
脂肪溶解成分であるデオキシコール酸1%と、植物由来の天然界面活性剤であるサポニンが主成分です。
サポニンは脂肪細胞の膜を効率的に破壊し、溶解された脂肪の排出を促進する作用があるとされています。従来の脂肪溶解注射よりも強力な脂肪溶解効果が期待でき、広範囲や頑固な脂肪に対して効果を発揮しやすいとされています。
こんなお悩みの方におすすめ
- フェイスラインをスッキリさせたい
- 小顔になりたい
- 二重あごがコンプレックス
- 脂肪吸引には抵抗がある
- ダウンタイムの少ない痩身治療を受けたい
- 施術を受けたことを人に知られたくない
施術の流れ(約60分)
- メイクオフ
エステティシャンまたは看護師がクレンジングを行います。 - 肌診断機(re-Beau2)によるカウンセリング
肌診断機にてお顔の正面・左・右の3パターンを撮影。現在の肌状態を確認し、カウンセリングいたします。来院ごとに診断機で撮影した画像は、施術の効果を実感する指標にもなります。 - ドクターによる診察
主訴・既往歴・肌状態を診察し、適切な施術メニューの診断と施術方法について説明いたします。サプリメントや内服薬についてもお気軽にご相談ください。 - 施術
治療部位に注入箇所をマーキングし、治療部位を消毒後、局所麻酔をします。細い針を用いて、マーキングした部位の皮下脂肪層に薬剤を均等に注入します。
注入量は、治療部位や脂肪量によって調整します。 - 施術完了
最後にエステティシャンが頭・首・肩周りのマッサージをして終了です。
脂肪溶解注射料金一覧
施術メニュー | 価格(税込) |
脂肪溶解注射 カベリン1cc | 4,000 |
脂肪溶解注射 カベリン10cc | 32,000 |
脂肪溶解注射 FAT X CORE 1cc | 12,000 |
脂肪溶解注射 FAT X CORE 10cc | 96,000 |
効果・メリット
- 注入部位の部分的なサイズダウン、引き締め
- 脂肪細胞そのものを減少させることによるリバウンドしにくい
- セルライトの改善
所要時間
約60分
痛み
注入時および注入後に軽い痛みや熱感が生じることがあります。通常は数日で治まります。
メイク・術後のケア
注入直後からメイクが可能ですが、注入部位は清潔に保ってください。
腫れや痛みが気になる場合は、清潔なタオルなどで冷やしてください。必要に応じて圧迫を推奨する場合があります。
ダウンタイム・リスク・副作用
- 腫れ(浮腫):注入部位に起こる最も一般的な副作用で、数日~1週間程度続くことがあります。薬剤の浸透によるものや、炎症反応によるものです。
- 内出血:針を刺すことによる内出血が起こる場合があります。数日~2週間程度で自然に吸収されます。
- 硬結(しこり):脂肪が溶解される過程で一時的に注入部位が硬くなることがあります。時間とともに解消されます。
- 赤み・かゆみ:注入部位に一時的な赤みやかゆみが生じることがあります。
- アレルギー反応:稀に薬剤に対するアレルギー反応(発疹、蕁麻疹、呼吸困難など)が生じることがあります。
- 色素沈着:非常に稀ですが、炎症後色素沈着が生じ、一時的に色がつくことがあります。
- 神経損傷:極めて稀ですが、注入部位によっては一時的なしびれや運動障害のリスクがあります。
- 感染症:注入部位から細菌が侵入し、感染症を引き起こす可能性があります。
- 皮膚の凹凸:注入量が不均一であったり、体質によっては一時的に皮膚の凹凸が生じることがあります。
- 効果が期待通りに得られない:個人差や脂肪のつき方によっては、期待通りの効果が得られない場合があります。
施術後の注意点
- 既往のアレルギーがある場合は必ず事前に申告してください。
- 現在服用中の薬がある場合は、医師に伝えてください。特に血液をサラサラにする薬(抗凝固剤、解熱鎮痛剤など)は内出血のリスクを高めるため、事前に中止を指示される場合があります。
- 治療当日は、飲酒や激しい運動は避けてください。血行が促進され、腫れや内出血が悪化する可能性があります。
- 治療当日はシャワー程度に留め、湯船に浸かるのは翌日以降にしてください。長時間の入浴やサウナは避けてください。
- 治療直後の強いマッサージは避けてください。数日経過し、腫れが落ち着いてから軽くマッサージを行うことで、薬剤の拡散や脂肪の排出を促進する場合があります。指示がある場合のみ行ってください。
施術を受けることができない方
- 妊娠中または授乳中の方
- 重度の糖尿病
- 心臓疾患、腎臓疾患、肝臓疾患などの重篤な全身性疾患をお持ちの方
- 甲状腺疾患をお持ちの方
- 注入部位に皮膚疾患(炎症、感染、湿疹など) がある方
- 使用薬剤(デオキシコール酸、L-カルニチン、アーティチョークエキス、サポニンなど) に対しアレルギーのある方
- ケロイド体質の方
- 血液凝固異常症をお持ちの方、または抗凝固剤を服用中の方
- 癌治療中の方、または免疫抑制剤を服用中の方
- 未成年の方(保護者の同意が必要な場合があります)