肌の乾燥・ハリ不足・毛穴の開きなど、年齢とともに増える肌悩み。
その解決策として注目されているのが、「肌質改善」を目的とした「肌育注射」です。
一方で、毎日のスキンケアに欠かせない美容液も、肌のコンディションを整える上で重要な役割を果たしています。
今回は「肌育注射」と「美容液」の違い、併用するメリットなどをご紹介していきます。
肌育注射とは? ― 肌の“土台”にアプローチする治療

肌育注射は、美容液では届かない「真皮層」へ有用成分を直接届ける施術です。
肌のハリ・弾力・水分保持をサポートし、肌質そのものを整えることを目的としています。
当院では以下の肌育製剤を取り扱っています。
● リジュラン(PN)
サーモン由来のポリヌクレオチドが、肌の再生環境をサポート。
乾燥・ハリ不足・小ジワなど、総合的な肌質改善を求める方に最適です。
● リジュランi(目元特化)
薄くダメージを受けやすい目元のために設計された製剤。
クマ・こじわ・目元の疲れ印象が気になる方に向いています。
● リズネ
リジュランと同じPNを含みながら、保水性に優れた処方。
“乾燥しやすい肌質”をしっとり整えたい方に。
● ボライトXC(肌質改善ヒアルロン酸)
長期間うるおいを保持する特徴から、キメの乱れ・乾燥・メイクのりの悪さにアプローチします。
● ヒト幹細胞培養上清液
さまざまな成長因子を含み、肌環境を多角的にサポート。
年齢による複合悩みがある方に選ばれています。
● マイクロボトックス
皮脂バランスや毛穴・テカりにアプローチする細かい注入技術。
Tゾーンの毛穴、頬のキメ改善に適しています。
美容液とは? ― 肌表面の“日々のケア”に最適

美容液は、毎日のスキンケアとして〝角質層〟に保湿成分や美容成分を届けるものです。
乾燥・キメの乱れ・くすみなどに働きかけ、肌の調子を日常的に整えてくれます。
ただし、美容液は〝真皮層〟まで届くものではないため、「乾燥が慢性的」「肌質そのものを改善したい」という悩みには限界がある場合も。
肌育注射と美容液は“どちらが良い”ではなく“役割が違う”
肌育注射と美容液は併用することでより安定した肌質改善が期待できます。
● 肌育注射:肌の土台そのものを整える(真皮層)
● 美容液:整えられた肌を維持し、バリア機能をサポート(角質層)
例えるなら…
肌育注射=基礎工事
美容液=日々のメンテナンス
という関係です。

どんな人に「肌育注射」は向いている?
こんな症状がある方には、美容液ケアだけよりも肌育注射がおすすめです。
・乾燥が慢性的で美容液では補いきれない
・目元の小ジワ・ハリ不足が気になる
・毛穴が年々目立つ
・肌の疲れが取れず、くすみが気になる
・年齢による複合的な肌悩みがある
一方で、美容液は“良い状態の維持”や“ゆらぎ対策”に最適です。
肌育注射×美容液の併用が、最も効率的な肌質改善!
「肌育注射で肌の内部環境を整える」「美容液で毎日のコンディションを維持する」
この2つを組み合わせることで、より安定した、揺らぎにくい肌を目指すことができます。
当院では、肌状態を分析し「どの製剤をどの順番で使うべきか」を丁寧にご提案しています。
肌悩みが複数ある方ほど、適切な組み合わせで大きな変化を感じやすくなります。
ぜひお気軽にご相談ください。










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